義経 #34「妹への密書」

能子的には見所満載だった今回の放送。屋島の戦い(回想シーン)で扇を掲げる能子の凛とした表情。兄、義経からの手紙を読み、涙する能子。この二つの場面では目で演技する後藤真希を堪能することができます。そして、帝と親王の入れ替えの話を聞いてしまい幽閉されてしまう能子。ここでは、初めて感情をあらわにする能子が見れます。ごっちんは歌手としては勿論ですが、女優としても大成できる力を十分に持っていると思います。今回の大河出演はごっちんの更なる飛躍の場となるでしょう(大河出演が縁で着物ショーにもゲスト出演したみたいですし)。


能子以外で印象に残ったのは、お徳さんが義経に「戦の後には、何がありますのやろ?あなた様には、何がありますのやろ?」と語る場面です。源平決戦後の義経の人生を象徴するようなシーンでした。


次回の「壇ノ浦の戦い」は、番組的に一番力を入れている場面でしょうし(予告編でそこまでやるかぁって感じ)、能子は勿論、この戦に関わった源氏、平家全ての人物の行方をどのように描いてくれるのか、週末を楽しみに待つこととしましょう。


おまけ。
うつぼの恋の話している時の喜三太が電車男に見えて仕方なかったんですけどw。