Race36 第8回いわて銀河100kチャレンジマラソン

レースから3週間が経ちました。その間ずっと仕事で(20日連続勤務なんて初めてしたわw)、徹夜に朝帰りもしたりでヘトヘトだったのですが、ようやく休みを取れたので、あの日のことを思い出しながら書き起こそうと思います。


人生で唯一の100kマラソン初挑戦記ですw


スタートが朝4時なので、当然前日入りです。雨の北上駅は、ほぼ大会参加者しか見かけなかったので、受付会場も迷うことはありませんでした。駅前、あまりお店なかったですね。夜飯に苦労しました。


受付後、前夜祭に参加。完全に宴会。酒にワインにビールにと、本当に明日100k走るのか?という雰囲気です。私も適度に酔いましたw。今回は記録狙いではないので、楽しみましょう。ワイナイナ選手はやっぱり気さくないい人でした。ちなみにホテルもワイナイナ選手と一緒でした。チェックイン時にまさかの遭遇w


1時半(普段の寝る時間)に起きるために、9時半頃にベッドイン。まあ、眠れるわけがありません。横になっているだけでも体は休められるので、横にはなっていましたが、1時くらいには行動開始しました。


3時前にスタート会場に到着。雨もほとんどあがっていて、日ごろの行いがいいんですよ、うん。正装(ベガルタユニ)に身を包み、カメラに携帯などを仕込んで準備完了。


4時スタート。大助・花子師匠らとハイタッチ。想定はキロ7分だったんだけど、周りにつられて早めの傾向。10k前に早くもトイレに行きたくなる。え?当然、マナー違反はしないので、15k手前で用足し。8分くらいのロスw


10k通過:1時間2分
20k通過:2時間19分


※通過タイムはガーミンさんより。50k以降はトンネルでラップがぐちゃぐちゃになってるので、大体の目安。自動ラップは使わずに手動ラップを使えばいいのか。と思ったのはずっと後のこと。


30k通過:3時間30分


35kあたりから、なめとこライン。いよいよ峠越えの始まり。


40k通過:4時間44分
42.2k通過:5時間くらい


フル通過は大体5時間。ゆっくり走ってるので、ここまで大きな疲れはなし。トイレが近くて苦労したくらい。ひたすら登る。45k過ぎくらいからは、意識して歩きも入れることに。


50k通過:6時間
練習での最高は50k。ここからは未知の領域。


ひそかに12時間を目標にしていたけど(何かの本でフルの3倍っていうのを見たので、単純に4時間×3)、どう考えても無理。50kを過ぎて、さらに上りはきつくなり、歩くところと走るところを明確にして距離を刻む。2k近くもあるトンネルを抜けるとそこは天国(ウソ)。一転そこからはひたすら下るがあまりスピードを出さないように気をつけた。


60k通過:7時間34分
トンネルでラップが切れているので大体この辺ってところで。70〜90もそんな感じ。


66.5k通過:8時間45分
ここでツイートしてるので、この時間はあってるw


後半もゆるやかな上りが続く。上りでは歩き、下りでは走るのを徹底。途中のすっぽんスープは△


70k通過:9時間14分
80k通過:10時間39分
90k通過:12時間7分


第4、第5の関門はともに20分前。第4関門はちょっと危機を感じたが、この辺りでようやく完走できるんじゃないかと心が前向きになる。


ゴール:13時間38分54秒(正式)


ゴール前の大観衆。色々なことを思い出して泣きそうになった。ゴール後、着替えて食券で軽く飯を食べ、バスで盛岡駅へ。このバスの中でずっと座りっぱなしだったのが、後々効いてくる。盛岡駅構内、超スローな歩きw。周りにも同じような人はいたけど。


帰宅は21時半くらいかな。お疲れさまでした。とプレモルをぐぃ。すぐに眠れました。翌日は超絶な筋肉痛を味わうことも知らずに。。。


正直、100kを走る足がまだなかったかと(現在、「足底筋膜炎」の経過観察中)。また100kに挑戦するかどうかはわからないけど、挑戦するとなったら、もっと長い時間走る練習をしないとダメだな。


とは言え、大会そのものは非常に楽しかったです。終盤は山道で何してるんだろうな?と思うこともしばしばありましたが、諦めないで本当に良かった。ゴールした時の感動は、走った人にしかわからないと思う。今日、改めて手にした完走メダルがずっしり重かった。



レースから3週間経ったこともあり、だいぶ記憶もうすれてきたけど、これを書きながら、あの日のことを思い出すと、辛い中にも周りの多くの笑顔、声援に助けられて、実力が足りないながらも完走することができた。この経験は、今後の人生の大きな糧にはならないと思うけどw、自分にちょっとだけ自信がついたかなと思う。なんせウルトラマラソン完走したんですから。


これからも、ちょっとずつ前に進んで行きましょう。未知の路に向かって。