トリノ五輪:フィギュアスケート女子フリー

これだけは絶対に生で見たかったので、頑張って5時起床(ちなみに就寝は3時)。ちょうど、第3グループが始まる前だった。


安藤美姫選手は、4回転に挑むも失敗。でも、失敗の中では惜しかった方かな。後半は、スタミナ不足がまともに足にきてたという感じで、失敗の連続。本調子からはおおよそ遠い出来になってしまった。オリンピック独特の緊張感を味わえたという経験を今後に活かしていって欲しい。


SPトップのサーシャ・コーウェン選手が2回のジャンプミスをした(それでもあの得点がでるのはすごい)後の荒川静香選手の完璧な演技。抜群の安定感は見るものから不安を取り除き、余裕を持って彼女の(高いレベルの)演技を堪能することができる。演技後は今大会初のスタンディングオベーション


続いて登場の村主章枝選手。荒川選手とは全く別方向のベクトルを持つ彼女の演技。ジャンプに威圧感はないものの、決してミスはしない。そして、見るものを感動させる表現力。またしても、私の目頭に熱いものが込み上げる。残念なのは、今のシステムだとこの表現力が得点に上手くつながっていかないところだろう。


最後はイリーナ・スルツカヤ選手。素人の見た目にも威圧感が感じられない。そして、致命的な転倒。この時点で、荒川選手の「金」を確信。


荒川選手、金メダル獲得、本当におめでとう!!