日韓戦。

どんな競技であれ、日本と韓国の対決は燃える。サッカー然り、女子バレー然り。とは言っても、ある程度実力差が拮抗してないと、成り立たないわけだが。


柳本体制になってから、韓国との対戦成績は日本の4勝1敗。しかしながら、その1敗は2004アテネ五輪。言うなれば本番での舞台。だからこそ、この試合にかける想いは物凄く大きかったのではないかと思う。


アテネまでの日本は、栗原恵大山加奈を中心に若くそして大型なチームを作っていた。今回はメグカナの不調もあるだろうが、新しい力をかなり取り入れた感がある。アテネ戦士はすらすらと名前がでてきたが、今回のメンバー正直半分は知らなかったし(元々、バレーにはあまり詳しくないけど)。


新生ニッポンは素晴らしいチームだ。ブロックで相手のスパイクコースを確実に消し、レシーブで拾って攻撃に転じる。その攻撃も全員がアタッカーになれるから相手も的を絞り込めない。拾うバレーに関しては日本以上のイメージがある韓国だが、今回は日本が全てに関して上回っていた。完勝。


今回オイラの目に一番留まった選手は、菅山かおる選手。なんでも自チームではリベロとして活躍しているとのことだが、今回はアタッカーとしての代表入り。勿論レシーブ力はトップクラスなので、もう拾うわ、打つわの大活躍。オイラの好きなタイプのプレーヤーでこれからも期待大。しかも彼女、宮城県(古河商業/現・古川学園)出身とのことで、仙台ラウンドは大友愛選手とともに盛り上がること間違いなし。