モーニング娘。コンサートツアー2005春 〜第六感 ヒット満開!〜 @日本武道館 その2

夜公演を記述しています。


●夜公演(1階南東D列)
座席はファミリー席なので、座って観戦。目線とほぼ同じ高さにステージ全体が見渡せる良席。また、ステージ右側の花道の先端が非常に近い位置にあるため、メンバーがこの位置にくるとハッキリと表情がわかるし、ダンスの動きもじっくりと見ることができる。久しぶりに間近で見たミキティは可愛くなってた(昔はどうだったの?と殴られそうだw)。


開演前はやはり卒コンという雰囲気が漂っていたが、幕が上がるといつも通りの盛り上がりでライブは進行していく。今回のセットは途中にビデオコーナーを挟むことがなく、衣装チェンジも数人のメンバーが交互に行っているため、最初のMC(メンバー紹介)の後はラスト前の『Go Girl』まで一気に畳み掛けてくる。昼公演時に感じた「パワー届いてないなぁ」という感も全くなかった(これは気持ちの問題なのかどうか今でもよくわからない)。


ラスト前のMC。5年前に武道館でデビューした時のMC、よっすぃ〜の「どっす〜ん!」に梨華ちゃんの「よいしょ〜!」を見る。前日(6日)にその初々しい姿をDVDで見ているのもあったので感慨深かった。


アンコール。ピンク一色に染まる会場。コンパクトな会場(座席間が狭いとも言う)であること、ピンクの染まる率が非常に高かったこと(ノーマルピンクが普通に買えたってのも大きい)から、すごく綺麗なピンクだった。メンバーがステージに戻ってきて、余韻に浸る間もなくアンコール『大阪 恋の歌』に流れるのはどうかと思う。ここで「梨華ちゃん簡単にコメント→新曲の流れ」だと全く違う印象を受けるんだけどなぁ。愛ちゃんは全く悪くないのだが、この辺はやっぱ演出だよな。


卒業コメント。梨華ちゃんが手紙をしたため、それを読むというこれまでにはなかった展開(これがマジメな性格の梨華ちゃんらしい)。デビューした武道館でのMC「よいしょ〜!」での観客の反応に鳥肌がたったこと、タンポポ加入直後の握手会でファンから勇気をもらったこと、『I wish』での初めてのソロパート「メール」が上手く歌えずネガティブになったこと、そんな時にもらった沢山のファンレター。ありのままの自分でいい、自分のペースでいけばいい。そのことに気づいた時に自分の中に誕生した「ポジティブ石川」。すごく梨華ちゃんらしいコメントだった。


卒業ソング『ハピバス』の後のメンバーからのコメント。ミキティが相変わらずぶつかってたりしてるがw、詳細は他サイト様を参照していただくとして、やはりここではよっすぃ〜だろう。この二人には今更改まったコメントなど必要なくて、それゆえか?よっすぃ〜はいきなりおばあちゃんから届いたFAXの話しをする。このなんのつながりもないようなコメント、これ「おばあちゃん」を「矢口真里」に置きかえるとすごく合点がいくんだよね。(麦生さんの知り合いさんの説に賛成。)


自身初のセンターポジションとなる『ザ☆ピ〜ス!』がモーニング娘。石川梨華としてのラストソング。そして全員での最後の挨拶が終了して『ハピサマ』のメロディが流れる中、最後にステージに残ったのはいしよしの二人。ステージ全体を走り抜けてファンに挨拶する二人。モーニング娘。には様々なカップリングがあるけど、「いしよし」はその中でも最強(辻加護はまた別の意味で最強)。この先、一人はモーニング娘。のリーダーとして、一人は美勇伝のリーダーとして別々の道を歩いて行くけど、二人の絆は永遠。



これまでで一番「らしい」卒業式だった。最近だと、圭ちゃん卒業式以来の温かい卒コンだったと思う。こうして見るとやっぱりモーニング娘。モーニング娘。のライブの中で卒業する方がいいんじゃないかなと改めて思う。(ハロコンだと最高に空気読めないあのお方がいらっしゃいますからw)


それから、今日のステージに(勿論)矢口真里はいなくて、オイラが矢口のいないモーニング娘。のステージを見るのは初めてだったんだけど、パフォーマンス的に名古屋、仙台から落ちていると感じた点は全くないし、よっすぃ〜にもすっかりリーダーの貫禄が備わっていた。そして5期の前線への自覚、久住小春が加入したとによる6期への刺激。これからモーニング娘。はまだまだ変化していく。オイラがこの世界に嵌るキッカケとなった「モーニング娘。」を遠くから見守っていく(現場は年に1度くらいで成長を確認する程度)のも悪くないなと思う(圭ちゃん卒業後はそんな感じなんだけどね)。


最後になるが、もはアトより二つのリンクを張っておく。
石川梨華卒業後の記者会見のコメント
梨華ちゃん卒業へのメッセージ