モーニング娘。コンサートツアー2005春 〜第六感 ヒット満開!〜 @名古屋センチュリー(20日夜)

★開演前
15時30分頃、オアシス21を後にした私は、名古屋国際会議場センチュリーホールへと向かう。ここに来るのは実に4年ぶりだ。会場に到着すると昼公演中だと言うのにお人がうじゃうじゃ。グッズ売り場にもそこそこの行列ができていたが、ここで念願の「後藤真希DVDマガジン」をゲット。


今回の座席は2階13列。2階の最後方ってやつだ。ただ、センターってのが幸いしてか、ステージ全体は良く見える。どうせノルこともできないだろうし、今回は純粋にステージを楽しもうかなと決める。ただ、さすがにここまで後方だとメンバーを見分けるのはつらいだろうけどね。会場内には幻想的な音楽が流れていて、この音楽と旅の疲れが重なってか、しばし熟睡。。。


★序盤
石川梨華の動きがとにかく際立っていた。かつての辻希美のごとく、どこにいてもハッキリとわかる。彼女のライブに対する意気込みが「これでもかっ」て言うほどに伝わってくる。同期の吉澤ひとみもこれに負けていない。序盤は「いしよし」が中心となってライブを構成していく、そんな印象。


★中盤1
カン娘。+紺野・藤本から『ロマモー』への流れは良かったなぁ。当初はもっと地獄絵図を予想していたのだがw、極端なお馬鹿は周りにはいなく一安心。ミキティの単独ステージは随分久しぶりに見たのだが、やっぱりソロとしての華は持っている。伊達に紅白出場歌手じゃないさ。


★中盤2
『GET UP! ラッパー』はゴロッキ(小川、新垣、道重、田中、亀井)が担当。でも、なんか亀井の動きが違うなぁ、、、て良く見るとなっちではないか。普通に気がつかなかった。なっちを目立たないような起用方だったのかはわからないが、完全になっちがゴロッキと一体化していた。逆にいえばゴロッキのパフォーマンスがなっちに追いついたのか?(その答えが後半戦で明らかになるわけだが)


なっちソロ『夢ならば』(実はあまり印象に残っていなかったりする)に続いて、ついにごっちんの登場。ソロは予想通りの『さよ友』。そして、この後の『SWL』が圧巻だった。メンバーは後藤真希吉澤ひとみ高橋愛のコント・ゴマキスズメのメンバーw。いや、ここは笑いどころではない。なんといっても久しぶりに見る「よしごま」なのだ。前半戦で吉澤のダンスの確かな成長を感じていたのだが、それでもごっちんとは全く比べものにならない。とにかくごっちん一人が目立ちすぎる。でも今回のステージは吉澤にとっては(高橋にとっても)大きな励みになったることだろう。今後の後藤vs吉澤の戦いからも目が離せない。


ちなみに、ごっちんさんMC時に生声で「みんな最高だね。」と。しかし、3回もシィーと言わせるな。空気読め。


★後半
モーニング娘。という大人数の特性を如何なく発揮していたステージ構成。これまでのツアーに何度もあった、ライブの流れを断ち切る余計なMCが一切なく、『Go Girl』までノンストップで進行していく。こう言うライブ構成をずっと待っていた。


そして、一人一人が自分のダンスに自信を持っているのだろう。一つ一つの振りがとても大きくダイナミック。特に6期の躍進は目覚しいものがあり、その中でも道重さゆみにはマジで感動。あの重さんが、あの重さんがあそこまで成長するとは。。。


★終盤
石川梨華卒業を意識した構成。一つ一つのライブがカウントダウンとなっていく彼女に自然と目がいく。『かしまし2』はなっち、ごっちんが入ったスペシャルバージョン。サビの振りのごっちんが非常に新鮮。


★終演後
実は今回のステージ、(私にとっては)矢口真里藤本美貴がほとんど目立っていなかった。昨年の春にライブを見たときは、石川、吉澤、藤本が今後の娘。を引っ張っていくと言った(だからこそ、石川卒業は時期相応でないと言った)。


しかし、今回のライブでゴロッキの成長(特に道重さゆみ田中れいなは凄かった)を感じた今、(私独自のではあるが)今後のモーニング娘。体制が見えてきた。そして、その体制の中心に藤本美貴はいない。彼女がソロに戻るのはそう遠い未来じゃないような気がする。


でもその前に、まずは今春のツアーをしっかり見届けないとね。