後藤真希 あゝ真希の調べ@アクトシティ浜松 その2

夜の部。正直、客の「曲を聴く」レベルは最高ではなかった。相変わらずバラードがちゃんと聴けないヤツが少なからずいる。GM04S・伊勢崎の奇跡はもう起こりえないのだろうか?ライブとしての盛り上がりも特別な公演としては、そんなに盛り上がっていなかったと思う。


ただし、アンコール後は全てが脚本にない感動の連続だった。「誕生日」という特別な公演であることを予め認識していたとしても、ここまでは想像することはできなかったのではないだろうか?

まずはファンからの贈り物。青一色に染まった会場(サイリウムは他に使う機会もないので、結局使った。まあ、ごっちんに対する想いは一緒だからね)。自然発生したハッピーバースディ(これが今回の最強だと思われ)。客に背を向け、涙を見せまいとするパフォーマー後藤真希

その後の『涙の星』に今度はこちらの涙が止まらない。ハッピーバースディに対する後藤真希の返事は過去に聴いたどんな『涙の星』よりも情感タップリだった。特別なシチュエーションが生んだ最高の奇跡。


特に少ない今ツアーのMCだが、今回はやや長めだった。19歳になっても特に目標を定めず、目の前のものに何にでも取り組んで乗り越えていく(こんな感じ)。後藤真希19歳の決意表明。


「手握」の後は、あっちゅん、ダンサー、スタッフからの贈り物。パフォーマー後藤真希も、そこでは普通の19歳の少女に戻ってて、あっちゅんらの紹介も「最高!」の締めも忘れて(頭になかったんだろうな)、一人下手に捌ける。

こんな「ごっちん」を見て、幸せな気持ちになるとともに、これからもずっと応援していきたいなぁと心から思った。


後藤真希に出会えて本当に良かった。