グランプリファイナル・フリー

浅田真央ショートプログラム後のインタビューでこう言った。「ノーミスで演技したい」と。


前半の演技者がミスを多発する中(中野友加里はよく頑張ったと思う)、直前に女王・スルツカヤが完璧な演技でトップに立つ。しかし、真央ちゃんにとってはプレッシャーにはならなかったようだ。とにかく、自分のプログラムを「ノーミス」で演技する。それだけだった。


真央ちゃんのプログラムは、疲れが溜まるであろう後半にコンビネーションジャンプを連発する高得点を狙いに行く構成。その難しい構成をも、難なく「ノーミス」でやってのけた。演技後は会場全体がスタンディングオベーション


トリノの金最有力と言われるスルツカヤを抑えての堂々の優勝。優勝したら、、、の望みもあったが、やっぱりトリノは無理みたいだ。バンクーバーの頃、天才と呼ばれた少女は女王として女子フィギュア界に君臨しているのかもしれない。


彼女が益々成長していく姿、ちゃんと見ていきたいと思う。