後藤真希 〜はたち〜@大阪国際会議場

大変遅くなりましたが、9月23日大阪公演のライブレポです。今回のツアーレポ書くのにかなり苦労しました。文章書きながら(相変わらずのグダグダ、中身のない、読みにくい文章ですがw)、色んなことを考えてました。今回は今までのように単純に楽しむだけではない、色々と考えさせられる深いツアーになるのではないかと、今は思っています。


★開演前。
1年前の浜松にて初めてお会いしたシーズンさんや初対面となるmakiruさんと時間を過ごす。一応、約束の楽天ユニ(ビジター)を着るも、20歳記念Tが赤のため色が被りまくりw。限定アイテムは現物を見ないで購入してもらったが(19歳記念Tがかなり良かったからさ)、これはもう着ないかもしれないw。今後はGM04S(青、白)、19歳記念T、キレンジャーTを使い分けて参戦することにしよう。


夜公演前にはシーズンさんの紹介でクロイスさんと初対面。8月6日は約束の場所におられたとのことと、年齢がほぼ一緒ということで、気が合いそうな予感。


★開演。
昼夜とも2階E席からの参加だったが、皆が言うほど見づらい席ではなかった。昼はセンター4列目で3列目までが親子席のため一般最前。夜は3連番したいというヲタの願いを聞き入れw、2列前進した通路側へ。


★OPENING
『One Vision』のないオープニング。ちょっとあっさりと言う印象。ごまコンは今後も進化し続けていくのだろうが、ここはなくさないでも良かったのではないかと思う。しかし、今にして思うとこの最初の「変化」こそが、ごっちん、そしてごまコンスタッフの「挑戦」の意思表示だったのではないだろうか?


★前半。
前半は最新アルバム「3rdステーション」を中心とした構成。当然、これまでのツアーで披露していない楽曲で構成されているため、すごく新鮮。逆に一見さんにはとってもつらい構成。今回は事前に3rdアルバム中心の予習をしたのが大正解。


#01『エキゾ』〜#02『LAG』の流れは「DISCO」〜「GAME」の連想ゲームな感じと、曲間のスムーズなつなぎが個人的にすごく好き。この後、一気に畳み掛けてくるか?と思いきや、次に続く#03『シンガポール』〜04『19歳』では、音を味わうことの楽しさ、そしてごっちんの表現力の向上を堪能することができる。『シンガポール』は体を小さく揺らしながら「音」を楽しみ、『19歳』はごっちんの歌唱だけに神経を集中させた。


『19歳』は、アルバムでイントロなし、ライブでイントロありと変化をつけてきてるところがいいよね。実際、昼の部はイントロ部分だけじゃわからなかったし。


前半4曲で今回のごまコンのコンセプトが感じられるのではないだろうか?いや、具体的に何?って聴かれると上手い言葉が見つからないんだけど。


★あっちゅん登場。
#05『来来「幸福」』への導入はいいね。タイトルの意味を説明して、最近自分の周りであった幸せなエピソードを紹介して、次に歌う曲への入りを導いている。曲自体はファンもまだ応援スタイルが確立していないようでまとまりがなかったが、とりあえずオイラは扇のフリを真似てたw。こなれていくことでライブ感は出てくると思う。今ツアーの太シスソングは#06『Don't Stop 恋愛中』。サビまでわからんかった。


★(昼公演のみ)ヤンタンネタ。
これ、事前にヤンタン聞いてない人は思いっきり引いたのではw。テンポが全然良くなかったし、さんま師匠に説教されそうw。


「はたちになったから…」のコントのあと、#07『人知れず』へ。これはあっちゅんがプリプリピンクに参加してることから、なんら問題のない選曲。2番はあっちゅんソロ。相変わらずあっちゅんのソロはイイ。ここはあっちゅんを堪能しる!


#08『もしも〜』のイントロで小さくガッツポーズ。今回一番聴きたい曲だっただけにすごく嬉しかった。続く#09『ステーション』で最新アルバムの楽曲を中心とした前半戦が終了。#10『LOVE BELIVE IT!』〜#11『DPGO』はもう体が自然についていくわけでw。『DPGO』のイントロは最初わからなかった。こういうアレンジはライブならでは。ごまコンならでは。


★あっちゅんの観察日記。
グダグダ。激しくいらない。ここでライブの流れが分断される。昔、よくあった(ごっちんライブではないが)ビデオコーナーみたいなもん。ごまコンだけは、とにかく「ライブ」を追求してもらいたかった。個人的に見たいのはあっちゅん、ダンサー(なみなみ、こあすか、KAOPON)のダンスパフォーマンス。まあ、文句ばっかり言ってもしょうがないので、与えられた状況を楽しむことにするよ。それでもここはは基本的に休憩タイム。


★後半。
後半戦開始と言ってもライブはぶっつり切れているので、バラード系で入るのは正解。もう聴く機会がないと思っていた、#13『ALL MY LOVE』はイントロだけで顔がにやけてしまう幸福ソング。この曲をこれから2ヶ月の間、生で聴けると思うともうぽわわ〜んですわw。


#14『愛バカ』は、ソロシンガー後藤真希の歴史を感じさせる一曲。今回は原点に戻ったのか?割りと普通なアレンジ。GM04Aの「愛バカ」が過去最大級の出来だっただけに、また別のアレンジで挑戦してくれたら面白かったと思う。


#15『ポジティブ』は、初めてということで会場の一体感はイマイチ。これがツアーを重ねてどう変化していくか?非常に楽しみ。続く#16『原GAL』は、もうごまコンの定番ソング。歌い出しの前に「派手に行くべ!」の掛け合いで観客を盛り上げていく辺りはさすがにごまコン。#15が本来盛り上がり系の曲だけに、こなれてくるとこのコンボはいい感じになっていくのではないだろうか?


スッピンと涙。
昼も夜も泣いた。昼は「1年ぶりに大勢の前でライブができた」という嬉しさから感極まって涙したごっちんにもらい泣き。夜は観客の聴くことに集中したあの静寂な空間に。こんなステキ空間をまさか初日の大阪で味わうことができるとは思わなかった。


★アンコール。
オイラは暗転時のごっちんコールはやらない。でも、アンコールのごっちんコールは精一杯やる。夜公演はいただいた青サイを使用した。でも、なんで青?


ファンみんなで歌う「Happy Birthday」はやっぱりいいね。


アンコールソングの#18『セクガイ』〜#19『スクランブル』は定番すぎて、ここまでの流れの後だと冒険心がないなぁというのが第一印象。ただ、『スクランブル』は問答無用の幸福ソング。イントロだけで気分は最高潮になるし、これがラストっていうのはやっぱり最高だわ。そうなると、個人的にちょっと不満なのはやっぱり『セクガイ』の入る位置かな。


★雑感。
今回のセットリストは昨年までと大幅に楽曲を入れ替えている。それによって、これまでの盛り上がりソング、バラードソングの定番がごっそりとなくなっているわけだが、私は今回の選曲に不満はないし、また物足りなさもそんなに感じていない(『スクランブル』だけは別格かもしれないがw)。


ただし、曲と曲とのつながり、ライブ感についてはこれまでに比べるとイマイチだったように感じた。ただ、これについてはごっちんもスタッフも、そしてファンも手探り状態という感がとても強かったので、これからライブを積み重ねていくことでどのように変化していくのか、どう成熟していくのかを見ていくのはとても興味深い。


また、ごっちんの声の調子も今一つだったように感じた。まあ、これについてはこれまでの経験上、何の心配もしてないわけだが。


今回のツアーはタイトル通り、「20歳のソロアーティスト後藤真希」の新たなる挑戦なんだと思う。この挑戦を後藤真希自身が、そして見ていく我々ファンが、どのように消化し、どのようにう吸収し、どのように感じるかは自分次第なのだと思う。


今回のツアーは、我々も試されているような、そんな気がしてならない。



2005/09/23 at 大阪国際会議場
後藤真希 はたち

01 エキゾなDISCO
02 LIKE A GAME
03 シンガポール トランジット
04 19歳のひとり言

05 来来!「幸福」(後藤・稲葉)
06 Don't Stop 恋愛中(後藤・稲葉)

07 人知れず胸を奏でる夜の秋(後藤・稲葉→稲葉ソロ)
08 もしも終わりがあるのなら
09 ステーション
10 LOVE BELIVE IT!
11 抱いてよPLEASE GO ON!

12 さよなら「友達にはなりたくないの」
13 ALL MY LOVE〜22世紀〜
14 愛のバカやろう
15 ポジティブ元気!
16 原色GAL 派手に行くべ!
17 スッピンと涙。

アンコール
18 うわさのSEXY GUY
19 スクランブル