矢井田瞳 acoustic live 2005〜オトノシズク〜@仙台市青年文化センター

ネタバレ回避のため。


ヤイコには前々から注目してたんだけど、なかなか都合をつけられずにようやく今回初めて足を運んできた。客層は同年代の女性が多めで、オイラのようなスーツのおっさんも少々。しかし、今日の仙台はとても寒かった(最高気温9℃)。


聴く雰囲気は、『my sweet darlin'』ともう1曲くらいに手拍子があった以外は、ほぼ全曲に渡って静寂の中、ヤイコの歌声とツアーメンバー(Violin弦一徹さん、Percussion田邊晋一さん、Piano塩谷哲さん)の奏でる様々なオトのカタチに酔いしれることができた。アコースティックライブということで、ずっと静かな曲調が続くのかなぁというイメージでのぞんだんだけど、半分くらいは「ヤイコ流アコースティックバージョン」みたいな感じ。


こういう雰囲気の中で聴く音楽は、自分の中での憧れのカタチの一つで、すごく心地良かった。ただ、全曲座りだったので、ちょっと腰が痛いw。


会場も500人規模の小ホールのため(あのドーム公演を成功させたヤイコがこんな山奥によく来てくださいましたというくらいの会場)、マイクなしでもよく声が通る。最後に歌った『Life's like a love song』の「ラララ」の部分が一部、マイクを通さないで聞こえたんだけど、ヤイコの生声はとても力強い。


MCはヤイコ&愉快なおじさまたちと観客とのキャッチボール。自己紹介は合コン風に、途中のMCでは突如のモノマネコーナー。ヤイコの「もしもしリカちゃん」に塩谷さんの「横山弁護士」にはwww。


他にも、前日に仙台入りして、アーケード買いのゲームセンター荒らしをしたとか(実際は、お金を落としていくいいお客さん)、利休西口店で牛タン食べたとか、塩谷さんは「ずんだ&だだちゃ」について熱く語る「茶男」だったりとか、地方色豊かなMCですごく楽しかった。UFOキャッチャーで大量にゲットしたサプライズなプレゼントは、椅子が折畳式になっているため、すぐばれるやんということで今回のなしとのこと。orz


終演時のアナウンスはヤイコが担当。これ、最後に「気ぃつけて帰ってな。ヤイコでした。(セリフ順逆かも)」と名乗るんだけど、これ名乗らないと気がつかない人かなりいると思う。それくらい普通にとけこんでた。


お土産はヤイコがCM出演しているキリンの発泡酒「やわらか」。最後までいたせりつくせりで本当にありがとう。機会があれば、今度はスタンディングライブにも足を運んでみたい。