ミュージックフェア21

鈴木雅之、デビュー25周年(四半世紀)記念のスペシャルプログラムのパートナーとして、後藤真希が指名を受ける。どういった経緯でこうなったのかは知る由もないが(教えて、きくちP)、ファンにとってはすごく嬉しいこと。今回はハロプロという枠を完全に超えた「ソロアーティスト・後藤真希」としての仕事だった。


オープニングは『渋谷で5時』。かつて、マーティンと菊池桃子がデュエットしていた曲(1996年)。オイラも昔、歌ったことがあるかもしれない(そんな事はどうでもよい)。当時はアーティスト鈴木雅之と、アイドル菊池桃子という組合せで、(こういう言い方は失礼かもしれないが)企画物という記憶しかなかった。


久しぶりに聴いた『渋谷で5時』はあの時とは全く別物という印象を受けた。デュエットでありながらも、アーティスト鈴木雅之と、アーティスト後藤真希のうたい人としての真剣勝負を見たような気がした。また、マーティンの声質にごっちんの声質がすごく合っていて、サビの部分は聴いててとても心地よかった。何度も何度もリピートして聴きまくってますよ。


最後の台詞部分、さすがのダンディもレディに詰め寄られてデレデレ。あれは、男ならしゃあない。ごっちんキャワイイ。


マーティンメドレーを挟み(オイオイ、それで終わりか?)、後半はごっちん『さよ友』から、マーティン『君を抱いて眠りたい』の流れ。マーティンも解説してくれたが、男女の別れをテーマに男と女のキモチの表れを一本のドラマとして見る(聴く)ことができた。最高の流れと言えよう。惜しむらくは『さよ友』を生演奏で聴きたかった。


今年のごっちんは本流であるソロライブツアーこそないが、対外的には本当に良い仕事を積み重ねている。その積み重ねが、後藤真希の音楽の世界を更に広げていってくれるものと私は確信している。後藤真希の「今」に「無駄」な時間はこれっぽちもないのだ。


久々にアーティスト後藤真希を堪能させてもらった。毎回良質の音楽番組を提供していただき、本当に感謝。


P.S.
ごっちん、ちょっとふっくらしてましたね。胸もなんとなく(ry