モーニング娘。コンサートツアー2005春 〜第六感 ヒット満開!〜 @仙台サンプラザ

昔話長すぎかも。ご容赦。


仙台サンプラザモーニング娘。なんか5年前を思い出す。2000年2月(恋ダンが発売された頃)、当時仙台に住んでいたオイラは、1999年夏から秋にかけて一気に虜になってしまったこのグループのライブを一目見たいと一般発売でチケットを確保した。チケットが取れた時、本当に嬉しかったのを今でも覚えている。


3月下旬、突然の東京への異動命令。当時、遠征するという概念がなかったオイラは、初めてとったこのチケットを泣く泣く手放すことになる。東京に行くのであれば、とファイナル公演である日本武道館をこれまた一般発売で確保(あの頃は本当に楽に取れた)。この時とったのが1階サイドスタンドだったんだけど、あれは本当に神席だった。この武道館公演こそが、5年にも渡るオイラとモーニング娘。とのライブの付き合いの最初である。


その時、デビューした4人の少女。吉澤ひとみ加護亜依辻希美、そして石川梨華。今ではなんとも思っていないメンバー追加であるが、あの時はかなり抵抗があった。なんせ、ドッスーンよっすぃ〜以外は、みんな声が変。梨華ちゃんはアニメ声だったw。今後の娘。が思いやられた。


なかなか認めることができなかった4期だけど、裕ちゃん卒業公演である2001春ツアーでは一人一人が自分の役割をしっかりと果たしていた。大阪に遠征したツアー最終日。どれだけ、4期が頼もしく見えたことか。



あれから5年という時が経ち、ようやく辿りついた仙台サンプラザでの娘。公演。あの時、オイラを虜にした8人の少女のうち、今も残っているのはリーダー矢口だけ。でもライブの内容については、自分が一番良かったと思っている4〜5年前に少しも負けていなかった。駄目だしばかりしていた5期もようやく自分の役割をキチンと果たすようになっていた。その中でも際立っていたのが新垣里沙高橋愛ガキさんの昼公演『ふるさと』にはちょっと感動した。それと曲名は忘れたが、彼女がセンターを努める曲があるんだけど、あれも堂々とこなしてたし。もう眉毛に頼らなくても大丈夫だね。高橋はようやくボーカルが安定してきたかな。娘。の中心になるんだ、っていう自覚が芽生えてきたような印象を受けた。


石川梨華吉澤ひとみについては今更言うこともないでしょ。梨華ちゃんからは一つ一つのライブにしっかり気持ち込めてるなぁってのが、最初の『マンパワー』から最後の『ピース』まで、すごく伝わってくるし(トークの方もアンコール明けのMCを毎回変えてきて、貫禄がでてきた)、よっすぃ〜の場合は、時にはメンバーのフォローをしたり、時には歌詞の一部を仙台(楽天)バージョンにしたりとか、ステージ全体が良く見えている。こういう人がいれば、ステージがグッと引き締まって見えるんだよね。


仙台サンプラザを含むホールツアーにファイナルの日本武道館。オイラの中ではなんか5年前と似ているものがあって、中にいるメンバーは全く変わっちゃったけど、その根底にあるものはなんら変わってなくて、安心したっていうか、(距離はあるかもしれないけど)これからも見続けていきたいなって、うん、改めて思った。


次は、いよいよ日本武道館石川梨華の5年間の集大成、しっかりと見届けてこよう。