アジアを巡る音楽の旅。

朝は時間がなくてかけなかったので少し補足。

今回のアルバムは「アジア」を意識した構成となっている。オープニングの「エキゾ」はエキゾチックで異国的と素直に解釈する。舞台は横浜、シンガポール、中国、足利へと変化し、最後にステーションへと帰還する。ただし、これは短絡的に「駅」と解釈せずに、「拠点」とか解釈してみる。「後藤真希」という発信拠点を飛び出した音楽はアジアを巡り、最終的に「後藤真希」自身に帰ってくる。

そして彼女は、今の純粋な想いを「ひとり言」として呟くのだ。


うん、アルバムを聴くのが楽しみになってきたぞ。


渡良瀬橋』についてなんだけど、カバーするにしても時期が早すぎるというのが正直な感想。「名曲は歌い継がれる」という信念から、完全否定するつもりはないんだけど、いくらなんでも松浦亜弥のシングルカバーから「たった」4ヶ月しか経ってないわけでしょ。なんか『渡良瀬橋』という楽曲が軽んじられているような気がして(「後藤Version」という表現が更に拍車をかけているような気が)、個人的にはちょっとイヤです。