後藤真希 あゝ真希の調べ@桐生市市民文化会館

たくさんの人の愛で作られた、とてもとてもあったかい空間の中で過ごすことができた至福の2時間でした。この空間に身を委ねたいからこそ、ボクはまたごまコンへと足を運ぶのです。


★公演時の約束(開演前)
ボクらの愛するスタッフが「和」を象徴するハッピ、着流しで登場。その心意気に観客が拍手。それに応えるスタッフ。観客とスタッフの距離が非常に近くて、お互いに信頼しあっている関係。ごまコンの魅力の一つといっていいでしょう。

公演時の注意事項の説明がライブ開始の合図となる今ツアー。最終公演はごっちんがその役を務めます。昨年の松本の時はちょっと聞き取りにくかったのですが、今回はすごくクリアに聞こえました。しかもその文章も決まりきったものを読むわけではなく、ごっちん流のアレンジが加わっています。

「今時、持っている人はいないと思うけど、ポケベルの電源は切ってください」
 → 最近、見ましたw

「席を離れてステージに駆け寄ると、私たちが気が散るので…」
 → ステージに集中させてあげましょう。

「壁に穴をあける人がいて、後で私たちが叱られる」
 → そんな奴いるのか!ごっちんを困らせるようなことはやめなさい!

こんな感じで、みんながごっちんの説明に真剣に耳を傾けていました。


★初めてのセットリスト(前半戦)。
『秘密』の後に『さよ友』が追加となった新セット。このセットリストで臨むのは初めてだったんだけど、流れがすごくよかった。ただ、CD音源にも収録されている音がちょっと気になった。やっぱりオケなんだなぁと実感。

『ガタメキラ』であっちゅんが力士で登場するのを一瞬期待したが、さすがにそこまではやらず。それやったら、さすがに流れブチギレだわな。

前半最後の『DANCE DANCE DANCE』は、体全体を使ってフリを大きく。この曲が終わった時にはなんとも言えない爽快感で体が包まれます。


★感謝祭(MC)。
昼公演でのMC(最終日のリハではね…)がネタ振りとなっていたため、大半の観客が期待する中、登場したのはゴールドの着流しに身を包んだ稲葉マツケン貴子と、一羽のニワトリ。ニワトリの背丈が低いのはごっちんがしゃがんだ状態で着ぐるみに納まっているからであり、早くも笑いを堪えきれない。

マツケン稲葉はもう少し見たかったような気がするけど、ここはあくまでもネタ。1回目はイントロのみ、2回目は1フレーズのみ。

ごっちんニワトリは、『横浜蜃気楼』をワンコーラス熱唱。普段は体全体で表現する振りつけで、指先まで本当にカッコイイのですが、指先が羽根なのですごくコミカルに見えて爆笑。そして「羽ばたいて」というフレーズで、ごっちんニワトリは羽ばたくのです。わろた、最高にわろた。

ワンフレーズ歌い終えたところで、変な汗を大量にかいているwごっちん、ついに立ちあがる。ちなみに立ちあがるとこんな感じになる。
http://www.elc-kikaku.co.jp/event/event1485.html

後半最初の『everyday everywhere』をマツケン衣装で歌わせようとするヲタを叱るごっちん。これがまあ可愛いこと。


★疾走(後半戦)。
ニワトリが捌けて、さあ後半戦。1年間一緒にツアーを回ってきた彼女に対して激しいアツココール。しかし、それまでの和やかな雰囲気を一気に自分の世界に引き込むあっちゅんの歌唱力はさすが。オイラはこのツアーでアツコに3回泣かされることになります。

『DPGO』〜『盛り上がる』は最後の力を振り絞って。ジャンプ、突き上げるコブシ。ごっちんとの真剣バトルに負けない、負けられない。

『愛バカ』は後藤真希が女神に昇華する様(歌唱、演出)をただただ見つめるのみ。こちらからのアクションは全く必要なし。


★これからも一緒に(アンコール)。
涙の星』 最後の最後でフライングコールしたバカがいたけど、それ以外は全てが完璧。あそこまで静寂の中、後藤真希の歌唱のみに集中できるってホント素晴らしい。そして、流れ星の演出。多分ボクは初めて見るんだけど、この演出もまた良し。

この時、あるお願いをしたのですが、これはボクの心の中だけにしまっておきます。


MC。観客側の野次も全くない静寂の中、ごっちんがいつもより長めに、自分の言葉で感謝の気持ちを語っていきます。ごっちんの想い、確かに受け取りました。

最後にごっちんはマイクなしの生声でこう締めくくります。

「ちゃんと見守っててね」

これからも「ちゃんと見守っていく」ことを誓います。


★きりゅう〜(終演後)
桐生、ありえないくらいに食事をする場所がありません。勘弁してください。



2004/11/20 at 桐生市市民文化会館
後藤真希 あゝ真希の調べ

OPENING THEME One Vision

01 横浜蜃気楼
02 原色GAL 派手に行くべ!
03 Blue Island
04 秘密
05 さよなら「友達にはなりたくないの」

06 ガタメキラ(with 稲葉貴子
07 晴れた日のマリーン(with 稲葉貴子

08 LIKE A GAME
09 SHALL WE LOVE?(後藤 Version)
10 DANCE DANCE DANCE

11 Everyday Everywhere(稲葉貴子
12 サヨナラのLOVE SONG
13 スクランブル
14 LOVE。BELIEVE IT!
15 抱いてよ!PLEASE GO ON
16 盛り上がるしかないでしょ!
17 愛のバカやろう 〜trance trip version〜

アンコール
18 涙の星
19 手を握って歩きたい(Album Version)