I'm proud

〜「僕らの音楽」〜

「あの頃」の華原朋美は好きじゃなかった。だから転落した彼女のことも特に意識することもなかった。

印象が変わったのは、やっぱり電波少年かな(映像が登場するとは思わなかった)。生きていくために、大好きな歌を歌っていくためのゼロからの再出発。華原朋美が本当に歌が大好きなんだということがしっかりと伝わってきた。

だから、彼女の凱旋ライブですか、実はチケットも取って会場まで足を運んだんですよ。真実の華原朋美に逢うために。結局、あの時は時間が大幅におしてしまい、終電の時間もあったので彼女に逢うことはできなかった。そして残念ながら今も彼女の生歌を聴く機会には恵まれていない。


今、「あの頃」の曲を歌う朋ちゃんの顔は実に和らいでいる。そして丁寧に丁寧に奏でるメロディは優しさに満ち溢れている。そして、朋ちゃんはあの頃には見ることができなかったすごくいい顔をしている。


朋ちゃん、今の自分をおおいに誇っていいよ。